【三島】私は甲斐さんになりたい
三島にあるベルナールビュフエ美術館へ、甲斐みのりさんのトークイベントに行ってきた。
かわいいなぁ、と思って手に取った本がこの方の著作であることが多くて気になっていた。
レトロな喫茶店とか、昭和な商店街とかを紹介する本。同じ静岡出身のひとが、こういう分野で活躍されているのはなんだかとてもうれしい。
東海道新幹線のすべての駅でおりて、その街を紹介するという本を出版されていて、それをもとにしたトークだった。
その土地の歴史、鉄道との関係なんかも詳しく話してくれて、へーって思うことばかりだった。ただかわいいものをかわいい〜と言って紹介するだけじゃないんだなこういうのを仕事にする人はさすがだーと思った。これがプロだ。
私はかわいい〜たのしい〜おもしろい〜ってだけで終わってしまうから薄っぺらいのだな。
何もない土地なんてない、面白いものを探して旅をしたい、面白くないものも面白がりたい、というニュアンスのことをおっしゃっていて、私もそれは常々思っていることだから共感できたし、その気持ちをこれからも忘れずに暮らしたいと強く思った。
静岡でも面白いことはまだまだたくさん見つけられるのかもしれない、という希望も持てた。沼津の「どんぐり」っていう甘味処とかめちゃくちゃ気になる。甲斐さんが紹介すると身近な商店もなんか魅力的に見えてしまう魔法がある気がする。すごいことだなぁ。
せっかくクレマチスの丘に行ったのに庭園が見られなかったのは残念だった。ランチのピザ食べるのに1時間も待ったせいだ。でもピザ美味しかったから満足。
おやつにカフェで食べたダックワーズも美味だった。器もかわいい。
よい天気の日に、美味しいもの食べて、きれいな景色見て、ためになるお話が聞けて、刺激をもらって、非常に充実した休日だった。久々に!