【日常】フルーツサンド喫茶店
以前も書いたけど、最近喫茶店が気になる。
いわゆるオシャレカフェというより、昭和の純喫茶が今の気分。
駅近くの、ビルの2階の喫茶店。
フルーツサンドが有名ってネットで読んで、ずっと食べたいと思ってた。
ネットがなかったらこんな喫茶店があることも知らなかったかもなー。便利な世の中であるよ。
フルーツサンド。きれい。
どういう切り方してるのかわからない。数学は苦手だ。
でもほんときれい。Tシャツの柄にしたい。ピアスでもいい。
そしておいしい。
まずフルーツ自体がどれも甘くて美味しい。パイナップルも甘くて、あれ、今食べたのはパイナップルだったのか?メロンだったのではないか?と思うほど。私がぼーっとしているだけか。
生クリームの量もちょうど良い。他(コンビニとか)で食べるのは多すぎかも知れぬ。
コーヒーとも合うし完璧だ…。
すごいな、無味乾燥な毎日を送っていると、フルーツサンドくらいでこんなに感動できるのか…ていうか最近自炊ばかりでうまいもん食べてなかったからか?うーむ。
きれいで可愛くて美味しくて、最強だなフルーツサンド。
お店には大きなスピーカーがあって、そこから心地よい音楽が流れてる。椅子とテーブルも年季が入っていて、いろんなデザインのものがあるのに統一感がある。
あの純喫茶のごちゃごちゃしてるのに統一感があって馴染む感じ、なんなんだろ。
都会の最新のクールで洗練されてて開放感あるオシャレカフェみたいなとこもテンション上がるけど、この落ち着く感じは歴史がある店ならではかも。自分がこの店の一部になっていく感覚。
スマホいじるのもなんか似合わないからやっぱりひとりだと読書しかないな。
正直に言う。こういうシチュエーションで読むためにこの本買った。(先日の神保町で)
ハイハイ自分に酔ってる〜!文学少女気取り〜!もはや少女でもない〜!
でもやっぱり、この本は家の布団の上でゴロゴロしながら読むより、こんな喫茶店で読む方が自分の中に入ってきた。最初10ページくらいに私が最近ごちゃごちゃと考えている事が書かれていてうわーっとなった。
そろそろ私は自分に酔うことを許そう。周りから見て痛くてもベタすぎてもいい。うっとりできる時間を自ら作り出そう。他人には期待できやしないので、自分で自分の心を満たしていこう。
このお店にはまた今後も行きたいけど、常連になってマスターいつもの、みたいな関係にはなりたくないので、期間を開けてまた行こうと思う。